| 燕 岳(2763m) 1/2 - 北アルプス・長野県安曇野市穂高町 - |
|||||||||||
※ 青い太文字にカーソルを当てると画像が表示されます。 |
|||||||||||
この夏、ペーパードライバーから脱出しつつある私はこの機会に以前から考えていた計画を実行するチャンスだと思った。
北アルプスの素晴らしい景色を両親にもいつか見せてあげたい。そう思っていた。
展望のいい山に居心地のいい山小屋って事で私は迷う事なく燕岳を選んだ。
毎朝近所の裏山を歩いている両親は私よりも遥かに健脚なので合戦尾根なんて何の問題もないだろう。
けど、誘った時に「山の不安よりもあんたの運転の方が怖いんだけど」って言う母。(なんだとお!?)
先日、母を駅まで車で送る時に車庫から出せなかったのがイケなかったらしい(笑)
ふふふ、バカめ、あれから私は高速道路だって運転したし、車庫だって・・・車庫だって・・・
えーと、それは父におまかせするからいいのだ!
まぁ、多少不安がありつつも兄からこんなチャンス滅多にないから行って来いと言われてその気になり、
自分が北アルプスに立てる!?という魅力に負けた母は行く決意を表明した。
残念ながら父は調子がイマイチって事で今回はお留守番。 |
|||||||||||
9月22日(木) 台風が近い付いているという事で天気はイマイチ。予報では明日は傘マークも付いていて家族が心配する。 けれど母は「ダメだったら温泉でも楽しんで来るから。」と、とりあえず北アルプス方面へ行く気満々だ。 実家のある横浜から、夜の9時頃出発。私の運転が怖いといいつつも助手席の母はシートを倒してちゃっかし熟睡(笑) 東名高速、首都高、中央自動車道、長野自動車道と乗り継ぎ、豊科ICで下りて中房林道を走り、中房温泉の駐車場に到着したのが4:30頃だった。 意外にも星が出てて、こりゃ結構いい方向へ向かうんじゃないかと思いつつ、仮眠。 |
|||||||||||
途中、トイレに行きたいと起こされ、車を走らせて再び仮眠。結局、殆ど眠れないまま起きて無理におにぎりを口に流し込む。
支度をして登山口へと向かうが、トイレに行きたい母は鬼のようなスピードで林道を登って行った、は、はやっ。追いつけない・・・
ようやく登山開始。北アルプス三大急登なんて言われている合戦尾根なので一応急登だ。
登りの苦手な私はすぐにゼイゼイ言いながら登るけど、母は散歩のような軽い足取りでスタスタ進んで行く。やっぱり追いつけない・・・
第一ベンチ、
第二ベンチ、
第三ベンチ、
富士見ベンチ
とついつい、休憩してしまうので休憩した後、益々スピードダウンしてちっとも先に進まない。
母はといえば、息一つ乱しておらず、ちっとも堪えてないらしい。 |
|||||||||||
「何よ、思ったよりも全然ラクじゃん」とか言ってるし(くそー、調子こいてるな)
その上、「これ以上遅く歩けないってくらいのペースで歩いてるのにあんたは何?」とお叱りまで受けてるぜ。
「○○ちゃん(相棒の名)はいつもこんなのに付き合ってるの?大変ねぇ・・・」と相棒に同情さえしてる(汗)
合戦小屋まで来ると大休憩する事に。最近は年末年始
に行くので雪に埋もれているけど、営業してるこの小屋を見るのは5年ぶり。
さすがにもう名物のスイカは置いてなかったけど、その代わりにバナナやりんごなどフルーツが置いてあった。
お約束ってことで山菜うどんを注文。のんびりと1時間もまったりしてから合戦沢ノ頭へと向かう。 |
|||||||||||
合戦小屋よりも上部では紅葉が始まったという感じでそれなりに楽しめた。
木々の間からは槍の穂先 や大天井の小屋までハッキリと見える。 でも合戦沢ノ頭へ到着した時にはちょうど雲で穂先が隠れてしまって見えなかった。
ここからは紅葉と視線の先に見える燕山荘を眺めながらの歩き。 唯一のクサリ場を通過し、少し進めば右にテン場が見えて左側の階段を登れば燕山荘だ。
ちょうどお昼頃だった。そのまま裏銀座側へ歩いて山の展望をチェック。うおっしゃ!展望に満足して小屋の受付を済ませる。
割り当てられたのは新館で
棚状になってる寝床の下部分。
混雑時6人分を2人で使用。但し、後で人が増えるかもしれませんと言われる。 |
|||||||||||
ザックをデポして眠いのを我慢しつつ燕岳へと向かう。 燕岳なんて何度も登頂してるから本当はどうでもいいんだけどそんな事言ったら「ふざけんな」って言われそうだし。 ちなみに疲れたからといって小屋に着くなり寝るのは大変よろしくない。 最低1時間は起きていないと高度に対しての呼吸が順応しないので頭痛が起きるらしい。 と赤沼さんが言ってた(笑)小屋から30分程度の時間で燕岳の山頂に辿り着ける。 白い花崗岩の中 を散歩のような足取りで向かう。途中、 イルカ岩や メガネ岩 の写真を撮りながら山頂に到着。山頂では記念撮影をする人で順番待ちをしていた。 2人で写真を撮って少し山頂からの展望を堪能した後、小屋まで戻る。 |
|||||||||||
「しかし、初めての北アでこんなに天気もよくて展望もあって本当に恵まれてるよ。これで雷鳥なんか見れちゃったら言う事ないよ。」
なんて言ってるそばから雷鳥発見。
何処までツイてるオンナなんだ、この人は。小屋へ戻ると喫茶室へ行ってケーキセットを頼んだ。
相棒もいないので生ビールは飲まない。5年前に来た時に食べられなかったのでどーしても食べたかった!!
「えー、ケーキなんてあたしは食べないよ」とか言ってる母。
でも注文しに行ったら手にはしっかりケーキが2つありますが・・・
まったりと過ごしてから寝床に戻ってみると1名横になってるお客が増えていた。私らも5時の夕食までお昼寝。
燕山荘の食事は美味しいので楽しみ。 |
|||||||||||
母に「どーよ?」って聞くと「美味しい♪」と満足げ。 この日はスタッフによる一品料理と大雪渓の振る舞い酒があってお酒に弱い母なのに少し貰ってた。
(標高の高い場所は酔いが回るのも早いんだから注意。) 今日の食事は3回戦だった。夕食が終わると外に出て夕焼けを見ようと思ったけどこの日はイマイチだった。
それでもそれなりに充分楽しんだけど。 恒例の赤沼オーナーのアルペンホルン演奏とトークがあった。相変わらずの営業トークで、思わずクスリとしてしまう(笑)
それが終わると再び外に出る。見事な星空に母も感動、こんなとこにでも来なければ天の川なんて見れないもんね。 |
|||||||||||
|
|||||||||||

