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五色ヶ原 - 北アルプス・富山県中新川郡立山町 - |
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当初の計画は5日間で五色ヶ原・薬師岳・黒部五郎岳だった。 が、相棒が1日出勤となり、休みが減った分、黒部五郎を断念し、4日間で五色ヶ原・薬師岳・北ノ俣岳と変更した。・・・・のだが。 8月13日(土) 深夜、関越自動車道を上信越自動車道経由で北陸自動車へ入り、立山ICへ。 8月14日(日) 晴れのち曇りのち雨 立山駅の駐車場で少し仮眠した後、黒部立山アルペンルートで室堂へ。 トイレに行きたいからと相棒にチケットを買って貰うように頼んだが、トイレから出てきてチケットを見るとなんと立山・室堂の往復チケットを買ってる・・・・ 縦走だよ?わかってンの? 休みが減って計画を何パターンか検討してたとはいえ、ここまで把握していないとは唖然。 財布には小さなビニールに小分けされた各料金が入っているのに。 料金もちゃんと書いてある紙も一緒に。片道と往復じゃ金額が違うんだからわかりそうなもんだと思うんだけどねぇ・・・ じゃあ、チケット変更して貰えばいいじゃん、と思うけどJAFの割引券を使って買ったチケットはいかなる理由であろうと払い戻しは一切してくれないのでみなさん、ご注意を。 |
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天気予報では1日雨だったのに高原バスでは青空も見えてきて室堂に到着した頃は日差しが強くて暑いくらいだった。
いい方に外れてラッキーだ!と思ったのは束の間で、室堂から浄土山に向かって歩き出すとどんどん曇り出して室堂山の展望台に到着する頃には真っ白で展望はなかった。
まぁ、雨降ってないだけでもマシとしよう。展望台から少し戻って分岐を浄土山へと向かう。
ここから山頂までは岩ゴロの急登で結構キツい。 途中でドカッと腰を下ろしてザックにぶら下げているサラダに使う予定のプチトマトをついついつまむ。 |
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浄土山を越えて富山大学立山研究所まで来る頃には周囲はすっかりガスで何も見えなかった。
ここで休憩して立山駅前の「おにぎりの志鷹」
で買ったおにぎりを頬張ろうとするも2口で打ち止め。寒くて食欲なんて沸きゃーしない。
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龍王岳から鬼岳へ向かう途中で見た稜線が今回の山行で見た展望の最後となった。
岩場を急下降するあたりで、男女4人のパーティと遭遇。
女性が妙に下りに時間が掛かっているかと思えば足の調子がよくないようだ。
「(行き先は)五色でしょ?到着するの遅くなりそうだから伝えといて。」と頼まれ、彼らを抜かす。
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トリカブトが目立つお花畑を眺めつつ、コルまで下ってくると周囲はガスに包まれてコバイケイソウの群落の幻想的な雰囲気。
ここから先は濃いガスのためにどんな場所なのかもうわからず、目の前の景色だけ見て進む事になった。
ボヤボヤ〜っとした視界には
角のような岩
が見えたけどあれが鬼岳の由来となった岩だろうか。 |
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浮石の多いガレの急下降を行く。今にも崩れそうな雪渓をトラバースしたりしてちょっと焦る。
こんなとこで自分の重さが命取りになっちゃシャレにならんてば。 |
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ガスで視界がないとは言え、あちこちでお花畑があってそれなりに綺麗。 |
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雷鳥の親子と遭遇して心が和む。 (今回も何度も遭遇) |
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なんとかもっていた天気もとうとう雨が降り出した。
予報では雷雨と行っていたので雷に怯えながら歩くが、風が強くて遠くでゴロゴロ鳴ってるくらいじゃ多分わからない。
クサリ場ではクサリを使用するとラクが起きるから使っちゃいけません、てあった。
ま、確かに人が下に居たらそりゃラクが起きるような場所だし、長いから危険。
その後、結構キツい登りを終えるとそこが獅子岳だった。ここからはザラ峠まで一気に下り。
ガスで視界は2,30mくらいだろうか。
下方に伸びるザレの滑りやすい急下降の斜面は何処までも続く。
雨と強風の中を下っても下っても終わりが見えなくて精神的に参りそうだ。
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ようやく道が平坦になって「ザラ峠」と書かれた標識を見つける。
が、周囲は雨と風のびゅーびゅーで何も見えない。
これじゃとてもじゃないが、ザラ峠の歴史と浪漫なんて感じる訳がない。写真だけ撮ってさっさと通過。
ここからは五色ヶ原に向かって割とユルユルと登りが続くと思ったのに結構な勾配で結構堪える。
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やがて木道が出てくると勾配も緩やかになってくる。
が、風雨は益々激しさを増すばかりでとてもじゃないがこんな状況の中テントの設営は無理。
途中で木道の分岐が出てきて左に進むとテン場と表示されていたが、山荘で素泊まりにするため、まっすぐに進む。
ここからが実に長かった。 15分ほどの木道歩きだけど激しい風雨に晒されて雨具の下の服も既にびちょびちょに濡れて体も冷え切ってる。
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ガスで視界も悪く、小屋がまったく見えないため、通り越してしまったんじゃないだろうかと疑心暗鬼に捕らわれる。
もしや、雲取山荘のような小屋にどうしてもたどり着けないってアレじゃないだろうかとさえ思った。
標識も先は薬師岳と表示されているし、これは本当に小屋をスルーしてしまった可能性大で戻ろうかと思ったその時に 目の前に突然大きなものが現れた。
小屋だった。 まるでイリュージョンみたいにそこに突然出現した。 どうやら視界は5m以下程度らしい。 |
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小屋で受付を済ませると濡れた衣類と登山靴をを乾燥室に干す。 そして部屋に案内されるがこんな日は混んでいないからか2人で使えた。
部屋で寝転がると小屋のありがたみをひしひしと感じる。 そして小屋のスタッフに後続者がいる事を伝える。
すでに5時を回っていた事もあって小屋の人たちが迎えに行く体制を整え始めた時、あの4人のパーティが到着した。
よ、よかったぁ。
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夕食は自炊。玄関脇の小さなスペースで先に自炊していた人たちが使い終わるのを待ってから自分たちも 今夜のメニュー・焼きそばを作って食堂で食べる。
五色ヶ原山荘には自炊室はない。玄関脇の1畳くらいの板のあるスペースでのみ火気使用が認められている。
調理したものは食堂へ持ち込んでも構わない。 食事をしながら明日の行動を相談。
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明日の天気もこんな状況らしい。 先へ進むか、或いは黒部湖へ下りるか。幸い室堂からのチケットあるし(笑)
来た道を戻るのはだけは絶対にイヤだ。 ザラ峠なんか絶対登りたくないないもんね。
ま、明日になってから決めようか。 部屋に戻ろうとすると若い女性の単独者が小屋到着すたところだった。
時間にして7時くらい。こんな真っ暗な時間に大変だったろうなぁ・・・・ 外は猛烈な風雨だっていうのに。
部屋に戻ると早々に寝た。
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