立 山たてやま 2/4

- 北アルプス・富山県中新川郡立山町芦峅寺 - 


アクセス:
さわやか信州号[新宿〜扇沢](往復)
行  程:

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これからキツい登りになるんだ
一ノ越に向かって
2005年5月1日(日) 晴のち大雨
周囲の騒音で5:00起床。ちょっと寒いけど外で朝ごはん。昨日の鍋の残りにアルファ米と玉子を入れて雑炊。 サブザックに行動食やテルモス、カメラ等を突っ込んで、テン場からアイゼンを装着してピッケル持って出発。 今日は山崎カールをトラバースして一ノ越へ出て、雄山から別山へ縦走する予定。 雷鳥平から見る限りでは雄山から別山の稜線は雪は殆どなく、地肌が出ているのでアイゼンは不要かと思われるけど 雷鳥沢や富士の折立からの急下降には必要かもしれないと思った。
山崎カールのトラバースは軟雪に泣かされる。もう、歩きづらいのって!!! 思ったよりも進まず、体力だけが消耗して行く感じ。後ろからやって来たボーダー3人の若者達も結構難儀しているようだ。 遅い私とそんなに差が出来ない。ふっと後ろを振り返ると5mくらい後ろの斜面を雷鳥がトコトコ登っていくとこだった。 おーーーっと、雷鳥発見!!慌ててカメラを向ける。2つ目の目的達成だ。 白い雷鳥を見てみたかったんだよね、ま、真っ白てのは時期的に無理だとしても、ここまで白ければ充分。 雷鳥は頻繁に飛ぶのでその後もあちこちで目撃。
凄く接近してた
雷鳥に遭遇
黒部源流域を見ると和む
一ノ越からの北アルプス
トラバースもどんどん傾斜がキツくなって進むのに結構苦戦しながらも一ノ越まで辿り着く。 ここからは銀座方面の北アルプスの展望がいいので覗く。天気は曇りになって来てあまり綺麗な展望とはいえないけどそれなりに楽しめる。 ここから黒部湖方面に向かってスキーヤーやボーダーが大勢滑って行くのを見るけど怖くはないのだろうか。 風もかなり強い。目の前に居たスキーヤーが滑り出した時、心臓がドキドキしたー。 ああ、恐ろしい(笑)ここからは雪は殆どないのでアイゼンは外す。
雄山山頂に向かって登り始める。途中、急斜面で雪が出てきて、やっぱり軟雪でズルズル滑ったりするとちょっぴり怖かったりする。 しっかりとピッケルを刺して登る。時には凍ってたりしてピッケルが刺さらなかったりしてちょっと焦ったり(笑) でも、一番怖かったのは時折耐風姿勢をとらなければならないほどの強風と顔に当たってとっても痛い雹のようなものだった。 「いてーーーーっ!」と思わず叫んじゃうくらい痛い。雄山山頂に来ると積もってなんかいないとばっかり思ってた雪は意外にも多かった。 鳥居なんて殆ど埋まっていたし、 授与所は雪が軒下まで入り込んでいた。 夏だと鳥居はこんな感じ で授与所はこんな感じ
剱を拝めただけでもしあわせ
雄山頂上と剱岳

雄山からの眺め
あっ、槍にオヤジボーイズ(仮称)がいるぞっ(謎)
雄山からの北アルプス
北アルプスを見ても天候はどんどん悪化。富山方面は雨雲が覆っている。 何よりもあまりの強風に普通に立っている事が難しい状態。 真砂岳や別山のような風を遮るようなものが一切ない稜線ではとても危険だと判断して残念ながら一ノ越へ下りる事にした。 山頂から見るテン場は遥か遠く、あんなとこまで戻るまでに果たして雨に降られないだろうか。 ああ、こんな時、スキーでシャーって下りられればなぁって思った。そういえば山頂にいるのはスキーヤーかボーダーばかりだ。 若いにーちゃん2人が山頂からスノーボードで黒部湖方面にドロップしようとしてるのにはびっくり。
私から見たら自殺行為としか思えない・・・・恐ろしい〜〜。でもこちらも早く下りなくちゃいけないので実際にドロップする場面は見られず残念。 雨が降り出す前になんとかテン場に戻りたい一心で急な下降もあっという間に下りて来た。 とはいえ、風は益々強まって、体に叩きつけられる雹のようなものの回数も増え、痛かったー。 自分の意思とは違う方向に向かったりしてピッケルで制動する場面も何度かあった。 こんな調子じゃ稜線はとても危険。下りてよかった。 一ノ越山荘で少し休憩をした後、再び山崎カールをトラバースするのは時間がかかるので底まで尻セードを何本か繋いで時間短縮。
何処にテン場があるかわかる?
雄山から雷鳥平のテン場俯瞰(テン場
テン場が見えるんだけどわかるかなぁ
尻セードで下降(テン場
除雪車が作った道まで下りて来て後はその道を歩く。 圧雪されてさぞかし歩きやすいだろうなんて思っていたけど、やっぱり軟雪で歩きづらかった。 時折パラパラと雨が降っては止んでを繰り返していたけど、テン場まであと15分の所でとうとう本格的に降り出してしまった。 多少濡れながらもなんとかテン場に戻ってテントの中に潜り込んで一息付く。 その間に雨脚がどんどん強くなっていった。けれど空が明るいので音がなければ雨が降っている感じがしない。 ちょっと小腹を満たして、お昼寝タイムとなった。夕方、起きてみると外は明るいけど相変わらず大雨。 しかも風も出てきてちょっとした嵐のようだった。
夕食を食べ終えてから、あまりの風に今一度、フライシートを点検するため決死の覚悟で外へ出る。 私のダウンジャケットはゴア・ドライロフトなのでそのまま。相棒はゴアのアウターで。傘差すけど横殴りの雨にはまったく役に立たず。 ペグをしっかり埋めて暴風に耐える。 相棒はぐーぐー寝ちゃったけど私は嵐の中、テントが揺れるのに不安を感じてなかなか眠れず・・・・ こんなに強風で大雨じゃ雪が融けて固定したペグも外れて、フライも飛んで行きそうで・・・ テントの端っこも融けて下が空洞になってきてるし・・・大丈夫!? 雪に降る大雨ってすごく不安。
 朝メシ:雑炊
 行動食:菓子パン
 昼メシ:チャウダー
 夕メシ:親子丼(とん汁もあったのに忘れたぁ)
雪上車道は軟雪で歩き辛い
山崎カール底を雷鳥平へ向かって

鍋の残りにアルファ米を入れて雑炊
朝メシ
大好きな4種類の野菜とポテトのチャウダー
昼メシ
ボケちゃったけど親子丼
夕メシ