苗場山(標高2145m) - 長野県下水内郡/新潟県南魚沼郡 - ![]() |
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2004年9月12日(日) 快晴 のち 曇り 広大な湿原を山頂に持つ苗場山。 はじめて本で見た時の印象は強烈で、いつか見てみたいと思ってる山だった。 土曜の夜、「明日は天気がいいから展望のいい山に行こう」と思い立ったが課題の甲斐駒は今からでは時間的に厳しく、 相棒がサクッと行ける山にして、っていうから行きやすい関越自動車道で行ける山に決める。 だったら、以前から行きたかった苗場山にしようと即決定。 谷川連峰の下部を貫く関越トンネルを越え、新潟に入るが、 今回は山頂まで最短距離で登れる小赤沢からなので長野へ回り込む。 小赤沢の登山口には広大な 駐車場 があるが車は少ない。 トイレ は用を足した後に水鉄砲のような装置で流す事になってて面白かった(笑) |
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登山口は3合目にある。
1合目毎に
標識
があって次の標識までの所要時間が表示されているから励みになる。
はじめはゆるゆるとした登山道でのんびりとした感じで高度を上げて行く。
風があまり通らないのか登山道はジメジメしてて所々ぬかるんでいる。
丸太を切って登山道に敷いてあるけど、これがまた滑りやすくって大変。
風のない樹林帯の中の登山道はサウナみたいに地獄だった。
途中に水場
があったけど水量は乏しかった。
高度を上げて行くと登山道も段々と勾配がキツくなり、
ロープやクサリ
の箇所も出てくる。 相変わらず滑りやすくて、下りは怖そうだ。
突然開けた場所に出た。どうやらここから湿原が始まるようだ。
尾瀬のような木道を歩く。 |
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山頂には2軒の小屋があってもう1軒の苗場山頂ヒュッテで休憩する事にする。
暑さで食欲はないから
果物とお茶だけ。
隣のテーブルには中年の夫婦が休憩していたが、伝言を伝えに登山者がやって来た。
この夫婦と一緒に登りに来た女性が途中で気分が悪くなって動けなくなり、この夫婦に救助を要請して欲しいらしい。
早速、現場に向かうと思ったその夫婦の女性は
「救助?小屋があるんだから今夜はここに泊まって明日帰ればいいのよ。」と言うのでびっくり。
しかも本人たちは帰るつもりでいる。
更に男性に「あなた、ちょっと○○さんの所に行って来て」と言って自分は動かなかった。
ああ、こういう人とは一緒に山に行きたくないなぁ。 |
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いつのまにか空はすっかり曇ってしまったので下山することにする。
樹林に入ると相棒がキジ打ちしたいというので先に進んだとこで待つ。
しばらくすると後方から「キャー!」と女性の叫び声が聞こえたので
私はてっきり相棒が登山道の脇からひょっこり出てきて女性を驚かせてしまったのだと思った。
私のところに来た時に「ダーリン!!」と叫んだ。
ダ、ダーリン!?「!?」女性はてっきりダーリンだと思ってたのが私だったので驚いたようだった。
そういえばここで待っている間に1人の中年男性が通り過ぎたな。
その女性は山は初心者のようで岩で滑っては「キャー!」と叫ぶ人なのだと後でわかった。
が、この叫び声でビックリしたのが影響したのかこの後の私はちょっと怖い体験をする。 |
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樹林の中は、登山道から外れると笹がびっしりと生えている。
その笹がガサガサと動いたので相棒だと思い、「登山道はこっちよ」という合図のつもりで
岩をストックでカンカン叩いて音を出した。(これがマズかったのか・・・)
ガサガサした動きが止まった。私は声を出して相棒を呼んでみたのだが返事はない。
その後、また笹がガサガサ動き出して登山道と、やや平行しながらこっちに向かって動くのが見てとれた。
「ま、まさか熊!?」一瞬、体が固まって動けなくなった。
逃げるべき?いや、相棒置いてそれは出来ない、それともおびき寄せて相棒を助けた方がいいのか?
自分の存在をアピールすべき?でもそれには距離が近すぎる・・・ |
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逡巡しながらもズルズルと逃げの体勢に・・・助けを呼ばなくちゃ。
背中をなるべく向けないようにして急ぎ足で樹林を抜けて後ろを振り返るとガサガサと登山道に出てきたのは相棒だった。
ふー。なんだ、人間だったのか・・・。いや、びっくりしたな、もう。
帰ったら早速、クマ避けベル買わなっくちゃだ。
そして湿原が終わって再び下りの登山道を下りると粘土質の土は本当に滑る。
先ほどの「ダーリン」カップルに追いつき、
抜かしたが下りが苦手な女性のようでお尻をついて、ゆっくりと下りていた。
滑ると「キャー!!」と「ダーリン!!」の叫び声を何度もあげて大変だった(笑)
あの調子じゃ何時間もかかりそうだ。
登山口まで戻って、すぐに温泉に直行。
小赤沢温泉の
楽養館というとこへ行く。
ここの温泉は泥水のようなお湯が特徴。 |
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私しか入っていなくて貸切状態。が、顔を洗っていた時、頭の上で視線を感じたのでそっと見上げると恐ろしい光景が。
洗い場のカランの上部はガラス張りになっていてその向こうは脱衣所になっている。
その脱衣所からガラスに両手を当てて覗き込んでいる若い女性がいたのだった。
その顔が貞子みたいに驚愕の表情で泥水のようなお湯を見つめていたのだった。 こんな感じ→ 彼女は潔癖症のようで洗い場に入ってきても椅子に座るのがイヤなのか、中腰で顔や髪の毛を洗っていた。 私はあがってしまったのでその後はわからないけど湯船なんかにゃ絶対入らないんだろうなぁー。 なんだかいろいろあった1日だった。 |
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