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燕 岳(2763m) 1/4 - 北アルプス・長野県南安曇郡穂高町 - |
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2003年12月29日(月) 晴 深夜発のムーンライト信州で新宿から穂高へと向かう。 私の携帯にはケイさんからの燕岳の最新情報が沢山送られて来た。 ケイさんは今日燕岳から下山してきたばかり。お疲れだろうに私に丁寧に最新情報を教えてくれたのだった。 12月30日(火) 雪 まだ暗いうちに穂高へ到着。穂高は小雨がパラパラ降っていた。 駅の待合室でおにぎりを食べてプラブーに履き替え、スパッツを着け、準備を整える。 オーバーパンツを履こうか暫く悩んだけど履かなかった。 待合室には7人の登山者が居たので2台のタクシーに分乗する事にした。 宮城ゲートに到着してもま |
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だ暗い。 準備が整った人たちはどんどん出発するが雪が降っていたので私は結局オーバーパンツを履いた。
そんな訳で思いっきり出遅れての出発だった。
夏季は中房温泉
まではタクシーでひとっ走りだが冬季は通行止で宮城ゲートまでしか入れない。
中房温泉までの12kmの林道をひたすら詰めて行く。 はじめは雪も殆ど無く、プラブーの私は歩き難い事この上ない。
なあんだ、雪積もってないじゃん、などと舐めてると凍結した道路で滑って転ぶだろうから要注意。
中房温泉までの長い距離 は
小さな茶色の看板に救われる。
中房温泉からの距離が表示されているのであと何キロ頑張れば到着する、と励みになったりする。
歩き出して暫くすると発電所が見えて来 |
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た。ここを過ぎると雪が現れた。って事は発電所までは除雪してるのか。
林道の勾配もややキツくなって来る。雪がチラホラと舞う中、時たま青空を覗かせる。
トンネルの中で休憩しておにぎりを1つ食べる。
あまりのんびりと休憩をすると体が凍ってしまいそうなくらい寒い。
ずっと登りだと思っていた林道は信濃坂という下りになる。 「うわ。帰りは登らなくちゃいけないのか・・・」
全体の距離からしたら長い距離ではないけど登りの苦手な私には憂鬱な事だった。
残り2kmの地点で、私は急に疲れてきた。力 が出ない。
それでもダラダラと登って行くと左に小屋が見えた。
合戦小屋の荷物用ケーブルの始点があるあたりだ。
後で調べてみたら燕山荘の中房ケーブル事務所らし |
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い。ブルドーザーが止まってた。
どうやら中房温泉から走って来たらしいが ブルドーザーが走った後は雪が圧雪されて恐ろしいほどよく滑る。
道の端の雪が緩いあたりを歩くしかなかった。 冬季休業している有明荘を過ぎて中房川を渡り、最後を踏ん張れば燕岳への登山口だ。
奥に進むと中房温泉旅館に到着。11時頃だった。 本館の部屋に案内されるとまだ誰も居なかった。
予定では8人部屋を4人で使うらしい。 寒いので早速温泉に入ろうとするけど閉鎖中や清掃中で入れる温泉がないじゃないか。
暫くウロウロと彷徨って奥の方で見つけたのが
御座の湯だった。
すでに先客が居たけど私もお邪魔する。 1.5m四 |
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方の湯船のみでカランは一切ないこぢんまりとしたお風呂のお湯はぬるぬるする。
お湯の中は白いものが沢山浮いているが湯の花だろう。 先客が出て行って貸切状態になって益々のんびりと入った。
その後夕方の食事までぐーすか昼寝してて、起きてみたら同室だというTさん夫妻がこたつに入って寛いでいた(笑)
部屋ごとのテーブルなので食事をしながらTさん夫妻と山の話をする。
一昨年、去年に続き今年もまた燕山荘で正月を迎えるそうだ。
折角なので昼とは違うお風呂に入ろうとTさんの奥さんと一緒に出掛ける。
新館の2階にある露天風呂へ向かうけど、ここは一般観光客用のフロアらしく階段から床暖房になっていてとても暖かい。
岩風呂という露天風呂は本来は |
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登山客には開放していないお風呂らしい。 「去年はここには入らせてくれなかったのよ」
という奥さんの言葉通り、私が昼間入った「御座の湯」とは作りが全く違う。
脱衣所が床暖房からして全く違う。 脱衣所の戸を開けるといきなりの外で寒かったけどとにかく湯船に入って浸かる。
2人で「うわぁ」と声をあげてしまったくらいの綺麗な星空だった。 月と星が物凄く綺麗だった。
温かいお湯に浸かりながらの星空鑑賞なんて、なんという贅沢なんだろう。
「私、今の時間がこの山行で一番しあわせな時間かも。あ、でも燕山荘に行って凄い景色見れたらまた変わっちゃうけど。」
「じゃあ、今年一番てことにしたら?燕山荘は来年の事になるから。」なんて言ってたっけ。
お風呂を出て自 |
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分たちの部屋がある本館に戻る時にはもう空はガスで真っ白だった。 タイミングよかったなぁ。
温かいうちに布団に入って眠りについた。 |
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