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奥高尾縦走 |
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2003年1月12日(日) はれ 陣馬山へ行くには京王八王子駅から1時間に1本しかない、西東京バスの「陣馬高原下」行に乗る。 私は大抵は7時10分のバスに乗る。 終点・陣馬山高原下までは約50分ほどバスに揺られるのでパンをかじる時もある。 バスを降り、小さな集落を抜けて和田峠までのアスファルトの林道をえっちらと登る。 アスファルトの道って足が痛くなるから嫌い。 陣馬高原下に到着して和田峠までの道程を考えると凄く憂鬱だけれど陣馬山に行くには 登らなくちゃイケないから我慢、我慢(笑) 奥高尾縦走は高尾山から陣馬山に向かって歩くというパターンもあるが 私はどうしても高尾山から歩くのはイヤなのだ。 陣馬山から見る |
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富士山が大好きなんである。 高尾山から歩いて陣馬山に着く頃には富士山も霞んで見えなくなっているに違いない。
そう考えるとどうしても陣馬山へと足が向いてしまうのだ。
カーブに付いている番号の58あたりを見ると和田峠はもうすぐそこだったかな。
ゆっくり歩いて1時間くらい。ようやくペースが安定して来たのでこのまま進んでおきたいな。
売店の横から始まる男坂の急な階段に視線を投げ、雪がない事を確認。
アイゼンも付けなくて大丈夫そうだし、このまま先へと進んだ。
ところがいざ、階段を登ってみると透明な氷の階段と化していて恐ろしく滑る。
端の多少雪が被っている箇所に慎重に足を置いて抜ける。 肩の部分に出ると雪は殆ど残っていない。
視界に白い白 |
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馬像が入り、その先の景色に期待を寄せる。 「おっ!」 美しい富士山が姿を現した。
三ツ峠やその先の滅多に見えない南アルプスの峰までもが見える。
素晴らしい展望をしばし堪能した後はお腹が空いていたので茶屋へGO!
現地調達のつもりなので何も持参していない。
山頂から1段下がった「清水茶屋」がすでに営業を開始していたので向かう。
カップラーメンでも食べようと思ってたのにメニューを見ると「山菜うどん」が目に入った。
「さっ、山菜うどん2つっ!」 注文すると見晴らしのいいテーブルに腰を降ろす。
うどんが来るまでの時間、ザックからデジカメを取り出し、展望を収めた。
山菜うどんを持って来てくれたおにいちゃんは暫くすると刺身こんにゃくの小鉢を
「これ、サ |
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ービスです」って持って来てくれた。 「んまーいっ!!」ゆずの香りがほんのりのイケる一品だ。
ちゃんとメニューとしてあるので次回は頼んでみようと思う。
何よりもおにーちゃんの心意気が嬉しいよね♪ありがとう。
山菜うどんにお茶とお新香が付いてサービスの刺身こんにゃくを堪能してまったり気分。
もう高尾山まで行かなくてもいいなぁ・・・ ここでまったりしてさ、藤野側に降りて温泉もいーよなぁ。
ほら、やまなみ温泉ってあったじゃん、どーよ? 私の視線は中央高速が通る藤野側の麓を探っている。
えっ?だって今日は初詣兼ねてるんでしょ? 高尾まで行こうよ。 という訳で結局縦走することに・・・
陣馬高原と呼ばれる場所は陣馬山から景信山へ向かう途中の縦走路。 ここら |
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へんは雪が降ったら大抵、最後まで残る場所。 雪が融けて凍ってを繰り返したツルツルの道となって緊張する。
ここをクリアすれば後はさほど問題ないだろう。
そう思って軽アイゼンは着けなかったが高尾山までの道程は 凍結、ぬかるみを何度も繰り返し、
結局70%くらい凍結していたのだった。
やっかいな事に一見泥だらけだと思って歩くとその下はツルツに凍結しているので うっかり滑りそうになった。
滑りそうになる度に手を振り、足で踏ん張り、ヘンテコな予想外の動きを強いられるので
高尾山に到着する頃にはすっかり体中が痛くて大変だった。
奥高尾の縦走ルートは何時行っても渋滞というような状況に遭遇した事はない。
そこそこ静かに山を歩けるのだ。 そんな中 |
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でいつ行っても大賑わいなのが景信山山頂。
茶屋が2件あるのだがいつも団体が餅付きをしていたり豚汁等を作っていたりで笑い声が絶えない。
そしてその笑顔を見るとやっぱり私も「山っていいなぁ」とか単純に思ってしまうのだった。
そんなんだからついつい長居をしてしまう。
ここでは茶屋でみかんと甘酒を買ったり、お茶を沸かして飲んだりのんびりと過ごす。
しかし、いい加減のんびりし過ぎた感じだ。
その後の城山はつい巻いてしまった。
この山もいつも賑わっているけれどエネルギッシュな景信山に比べると
相模湖に面する緩やかな斜面でのんびり過ごしている人が多い。
この雰囲気に流されそうなので今回はパス。
そして高尾山の手前の広い登山道で何度も修羅 |
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場を潜って来たのに、私はついにやってしまった。
相変わらず凍結した道でツルッと滑ったが「おっと!」となんとか踏ん張った。
が、踏ん張り切れず再び滑った。 「やった!!!」 そう思ったがどうあっても尻もちだけは着きたくない。
凍結した道の上は泥だらけで替えのパンツを持っていない私は電車に乗れないではないか!
「うがっ!!!」 尻もちはなんとか免れたが膝から下の部分を着地させてしまった。
しかし、大部分がスパッツの部分なのでなんとか誤魔化せそうだ。
黒いナイロンパンツに泥が着いたがウェットティッシュで拭いて事なきを得た。
いつも高尾山山頂直下の階段はキツい。 でもこれをクリアーすれば山頂だ。
今までの登山者とは違い、一気に普段着ばかりの |
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観光地となった。 展望台からの富士山は霞んでいて全く見えない。
ベンチに腰を降ろすとさきほど拭いて完璧だと思っていた泥はより広がって土色に乾いていた。
「うわっ!!!みっともねーっ」 何度か拭いたけれど諦めるしかなかった。
その後、薬王院で初詣を無事に済ませて当然のようにリフトに乗って帰ったのだった。
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