涸沢からさわのほほん山行合宿
アクセス:
(往復)中央高速 調布IC〜松本自動車道 松本IC〜沢渡〜上高地
ルート:
3日目 涸沢〜横尾〜徳沢 徳沢キャンプ場(泊)
4日目 徳沢〜上高地 
きむっちたちがこの何処かを登ってるんだよ
北穂
2002年9月22日(日) くもり 時々 はれ
周辺がガサガサと動き出す頃、ベンチレーションから外を覗くときむっちたちのテントには灯りが点っていた。 次に起きた時はもうそこにはテントはなかった。 そして3度目に起きた時はテントの外で彼らが登っている北穂への急登を眺めていた。 凄いなぁ・・・今日はのんびり、起きたのは8時。 朝ごはんは 豚汁の中にうどんを入れて煮込む。 もう既に日もあがっているし外で食べようか。 北穂のルートを追ってああだ、こうだと言いながらの食事。 「やっぱりさ、北穂から前穂っての、いいかも・・・」「でたっ・・・」 まーた、私が稜線見てて行きたくなってしまった。 いやさ、彼らみたいに一気ににゃ無理だけどさ、涸沢、北穂、穂高、岳沢って泊まれば行けるんじゃないかな。
小屋泊でね。「北穂小屋はいつか泊まってみたいんだ・・・」 って昨日、きむっちに言ったっけ・・・ またなんかとんでもない事言ってるって思ったかなぁ。前に赤牛に行きたいって言ったらチェック入ったもんなぁ(笑) ああ、裏が好きで穂高なんか興味ないって言ってたのは誰だっけ・・・ どうやら来年の夏は穂高縦走になりそうだぁ・・・ うどんを食べ終えた後は少し休憩してデザートに フルーチェを食べる。 これ、山で食べると美味しいんだよね。 いや、山じゃなくても美味しいけどさ。 本当は今日も涸沢でまったり・・・・ なハズだったんだけどマメや荷物の重さ、そして明日の天候を考えると 今日、徳沢あたりまで降りておいた方がラクだよねぇ と意見がまとまっていたのだった。 何より
静かだった
涸沢小屋
おでんはここで!
涸沢ヒュッテ売店
も早めに上高地を出ないと渋滞に巻き込まれるしね。ヒュッテに行くと関西パーティも全く同じ考えらしい。 「じゃー、徳沢で逢いましょう」先に下りて行ったのは彼らだった。 我々もテントを撤収して下りに掛かる。 涸沢を後にしたのはそれでも11時くらいだったかな。 荷物の重さと足首の曲がらない登山靴は下るのも大変だった。 とはいえ、登りよりは遥かにマシだけど。 荷物がこれだけ重いと体が思うように動いてくれないんだなぁって思った。 でもやっぱり下りはなんだかんだで早い。 本谷橋に到着したのも結構早かったと思う。 登ってくる時とは違って沢山の人が休憩している。私たちもここで昼食にする。 でも、イロイロ広げるのは面倒だから缶詰で済ませる。 さばの味噌煮に
牛肉の大和煮、蒟蒻畑きのこのポタージュ。 のんびり休憩も終わってようやく重い腰をあげる。 あとは徳沢まではほとんど平坦な道だから少しはラクだよね。 本谷橋を渡って横尾へ。はじめはゆっくり歩いてたけど段々歩きに慣れて来たんでスピードもどんどん上がる。 とりあえず前を歩いている人は全て抜かした。 どうして登りと下りでこんなに差が出るんだろうねぇ・・・ 登りは全ての人に抜かされるのに・・・思ったよりも早く横尾に到着した。 少し休憩して徳沢へと向かうけど、さっきまで大丈夫だった靴が今度は痛くて歩けない。 仕方ないから靴を脱いでサンダルに履き替える。くつ下も滑るから裸足だ。 食糧が減って軽くなったザックも重登山靴をぶらさげたら一気に
曇ってて少し暗いな
涸沢を振り返る
憩いのひととき
本谷橋
重くなった。しかもブラブラするんでそろりそろりと歩かなくてはならない。 重い荷物を背負ってる場合、必要以上にペースを落とすとそりゃ負担が大きくてツラい。 相棒には先に進んでもらって自分はとぼとぼと歩き出した。 横尾までの最後のストレートに入ったとこで空身で相棒が引き返して来た。 私のザックを担いでくれた。 山ではこういうのはルール違反だと思うけど やっぱり助けてくれる仲間がいるって心強いなって思った。 私は登山靴とストックだけ持ってスタスタ歩いた。 「私のザック、重い?」「軽いよ」そうそう、相棒のザックはもーっともっと重いんだよ。 家族サービスも大変だね(笑) 徳沢に着いてテン場に荷物を置くとワンクッション置いて関西パーティが幕営していた。
テントの前でのんびりしていた。「どーも!」 設営を済ませると徳沢園に行って相棒は早速生ビール。 この時期、もうソフトクリームは無いから洋梨のシャーベットを頼む。 これも美味しいんだよねー。 シャーベットを半分分けてあげて相棒が食べてる間に 私はビールちょっと貰おうかなぁって飲んだら美味しくて そのまま一気に飲んじゃった(笑) 目が点になってる相棒にもう1杯おかわりを頼んでもらった。(あたりまえか) テン場に戻ると夕ごはんの準備。テントの前にグランドシートをゴザ代わりに敷いて座る。 フルーツワインとチーズでのんびりしながら トマトスープを作ろうと トマトの缶詰を開けてコッヘルにどどどと入れてるのを見て関西パーティはびっくり。 「トマトの缶詰なんて持っ
涸沢小屋とザイテングラードの中間
涸沢テン場を見下ろす
涸沢小屋の案内板
涸沢小屋
てきたんですかー?すごーい!!!」 「ははは。」(いや、いつもはい い加減なんだよ、今回だけさ・・・) ソーセージとたまごを入れて、コンソメと胡椒で味を調えて出来上がり。 その後に おでんのパックがあったんでそれを温めた。 あとは茄子と人参の味噌炒め。 油を持ってくるのをすっかり忘れててなかなか茄子に火が通らなくて大変だったよ。 隣りに設営を始めるパーティが居た。彼らをよく見るとなんとかなりの老夫婦じゃん。 どう考えても70歳は超えているだろうと思われる夫婦のテント山行。 単に徳沢で幕営している訳ではなく、横尾方面からやって来たので穂高か槍から下りて来たものと思われる。 すげーっガッツ夫婦。・・・・奥さんはブカブカのフリースを着て楽しそうに大声で笑っている。 しかも声がカン高いのでまるで林家パー子
みたいだ。寒くなって来たから上に羽織ろうとテントの中に入って暫くするとテントの中が急に明るくなった。 外でも歓声があがっている。慌てて外に出ると空全体がオレンジに光っていて凄く綺麗な夕焼けだった。 一応カメラに撮るけどこの美しさは目に焼き付けるしかないよね 。 僅かな時間の間に表情はコロコロと変化して行く。 2,3分の出来事だった。徳沢まで来れば徳沢ロッジでお風呂に入れる訳だけどやっぱりやめておいた。 温泉セットを車に置きっぱなしというのと徳沢ロッジには石鹸しか置いていない。 ドライヤーもないし、髪の毛が濡れたままでは寒くて眠れないかもしれないし。 関西パーティもお風呂が気になっていたようだけどどうやら行かなかったらしい。 ご飯を終えるとさっさと片付けて6時半頃、早々に寝床に就いた。
涸沢ヒュッテの案内板
涸沢ヒュッテ
一瞬の出来事だった
徳沢テン場からの夕焼け
2002年9月23日(月) くもり
夜中に暑くて目が覚めた。ブレスサーモを着て寝たのだけれどどうも暑い。 ブレスサーモを脱いで寝たけどまだ暑くて寝苦しい。 暫くゴロゴロして、一体何時かなって思って時計を見たらなんとまだ23時。 日付も変わっちゃいないよ。ああ、徳沢の夜は長い・・・ 相棒も暑いらしくシュラフから出て寝ていた。入口をメッシュだけにして再び寝る。 朝5時起床。まだ外はうす暗いけど昨日のトマトスープに火を入れる。 朝っぱらからご飯なんて食べれないけど スープなら体も温まるし、流し込める。 食事を済ませて撤収に取り掛かる。 うちは各自自分の荷物を詰めるのではなく分担制なんだ。 それじゃあ、いつまでたっても
独り立ち出来ないよって言われるかもしれないけれど。 だから荷物が何処に入っているのかよく分かっていない(笑) パッキングの苦手な私は荷物をどんどんまとめる係。 シュラフを袋に突っ込み、マットを収納し、テント内にあるごちゃごちゃした荷物をまとめ・・・ 場合によってはテントを収納してザックに詰められる状態にして行く。 相棒はテントをどんどん解体して行き、テントを収納して、荷物をうまい具合にどんどんザックに詰めて行く。 裏銀座での1週間が撤収にかかる時間を大幅に縮めた。 1週間同じ事を繰り返せばコツもわかって来るしね。 それでもバリバリの山ヤには叶いませんが(笑) 撤収が終わったとこでようやく関西パーティがテントから出てくる。 少し会話を交わした後、
秋だなぁ・・・
秋空
これからが楽しみ
ナナカマドはまだ青い
「じゃ、お先に」と徳沢を後にした。また何処かの山で逢えたらいいですね。 もう上高地に行くだけだからゆっくり歩いた。 雨だとかいってる割には日が差して森はキラキラ輝いている。 上を見上げると青空が広がっている。明神で休憩を入れ、再び歩く。 小梨平のキャンプ場が見えた時は嬉しかったなぁ。 そしてようやく河童橋。穂高はガスで見えなかった。 河童橋付近の景色も見ずにバスターミナルへ向かう途中に雨がパラパラして来た。 でもそれもほんの一瞬で止んだ。天気だけど曇って雨がパラパラしてヘンな天気。 いつも長蛇の列を作る沢渡行のバスも人はゼンゼン並んでいない。 行く時は1人1000円でいいよって言われてタクシーで来たけど帰りのバスに乗ってみて
びっくり。 沢渡の駐車場だけでバス停が6つもあるではないか!? 最近はいつもさわかや信州号だからこの事実を知らなかった。 そういや、車で上高地に来たの、10年ぶりくらいだ。 その頃は駐車場は沢渡1つしかなかったよ。いやぁ、びっくり。 もっともその頃はマイカー全面規制じゃなかったっけ・・・ 天気もよくてドライブにゃ丁度いいね。 帰りは日帰り温泉施設「せせらぎの湯」に入ってさっぱり。 12時頃に松本ICに乗ったけど笹子トンネルあたりからは渋滞してたね。玉突き事故も4ケ所であったよ。 八ヶ岳も南アルプスも富士山も全部雲で見えなかった。 大変だったけど楽しい休日だったかな。

今回ザックは大きかったよ・・・

2日目へ