両神山りょうかみさん(標高1723m)

アクセス:関越自動車道 花園IC下車 一般道(R140〜R299〜金山志賀坂林道)約120分
ル ー ト :八丁トンネル登山口〜八丁峠〜西岳〜東岳〜両神山(往復)
いきなり超急登
八丁トンネル登山口
2002年6月2日(日)
【東京周辺の山350】 の両神山を見てなんだか面白そうと行って見たくなった両神山。 関越自動車道花園ICを下車して国道140号線、299号線、志賀坂トンネル手前の金山志賀坂林道に入る。 この林道はよく通行止になるらしいので事前に確認が必要。 八丁トンネルの手前に大きな駐車場がある。 ここが八丁トンネル登山口だ。この八丁トンネル登山口はマイナールートらしい。 私が持っている何冊かのガイドには全く載ってないし、八丁トンネル自体真新しかった。 両神山は最近、国と地権者との争いで登山道閉鎖になったりしているので今年度の新しい地図に買いなおした。
その地図を見て、ここから登ろうと思った。 二子山がよく見えるこの登山口、取り付きからいきなりクサリの超急登。 八丁峠までずっと樹林帯の中の支尾根を進む。 途中、クサリをトラバースしながら歩く。道はところどころ緩やかになるが基本的には急登の連続。 2度ほど稜線上に辿り着く箇所があって、坂本への分岐を過ぎれば八丁峠はすぐだ。 八丁峠に出ると東側に1段登った5mくらい先に展望台が現れる。 テーブルが1つ設置されていて休憩にはもってこいの場所。 展望台というだけあってさぞかしここからの展望は素晴らしいに違いない、などと思っているととんでもなく、 樹木が茂っていて実はあまり展望はきかない。 季節によっては素晴らしい展望台なのだろう。峠から少し下っ たところに看板がある。 超急登の連続ぅ
樹林帯の中をずっと急登
八丁峠
八丁峠
初心者向きではないとあるので慎重に行く。 ここから八丁尾根に入る。始めは樹林帯の中をのんびり行く。 鉄柱跡があり、ここからは上州の山並が見渡せる。 峠から10分も歩けばクサリ場の登場となる。ここからはクサリ場と露岩の小さなピークをいくつも越える。 やがて顕著なピークに来ると「行蔵峠」と書いた 道標が立っている。 が!? これが峠なのか?と思いたくなるようなピーク。 分岐なんてないし。これはかなり謎だ。 思わず頭の中で峠の定義を考える(笑) 次のピークは手が届きそうなくらい近いのに急下降して急登するので近いようで遠い。 次の顕著なピークが 西岳。両神山までの稜線上で一番展望がいいのはこのピークだ。
昨日、清滝小屋に泊まって坂本へと下るおじさんと出合った。これから坂本に行くんだけど・・・ というおじさんの地図には坂本周辺が記載されていない。「あ、これ、昔の地図ですね、ほら、新しい地図は こうやって両神山周辺が別に記載されてるんですよ。」「あ、ほんとだ、やっぱり地図は新しくしなくちゃダメだね。 坂本に12時半までに降りないとね、これに乗り遅れちゃうと次のバスが16時半なんだ。」うーん、不便だな。 さて、ここ西岳より先、東岳まが露岩、クサリ場の連続するルート。目の前に東岳が見えてはいるもの、一筋縄ではいかないらしい。 まず、西岳からキレットに向かってクサリ場を急下降する。そしてまたクサリ場の急登を登りきると小祠のある小ピークに出る。 霞んでイマイチ・・・
西岳から見た八ヶ岳方向
こんなんが51ヶ所あった
連続するクサリ場
更にクサリ場の急 下降を終えるといよいよ東岳への取り付きとなる。何ヶ所もあるクサリ場を登って高度をグングン稼ぐ。傾斜が緩やかになって ヤセ尾根を進めば東岳に到着する。 北側を覗くとスッパリと切れ落ちていてドキドキする。 ここにはテーブルが1つ設置されているが、天気が良いと暑くてとても座ってのんびりしていられない。 ここまでくれば後は樹林の山歩きとなる。少ないけれどまだ アカヤシオも咲いていた。 「山頂まであと10分」という看板が見えてくるが、それからが意外に長く感じた。 山頂直下のクサリ場をクリアして、左に少し進めばそこはもう両神山山頂だ。 山頂はワリと狭い。σ(-_-)が到着した時には1パーティがのんびりしているところだった。 天気はいいけど周りの眺望は霞んでしまっていまひとつ。富士山なんて全く見えない。 暑くてとてもおにぎりなんて食べられそうもない。
夏になると決まって持ってくる半分凍ったみかんゼリーはおいしくて疲れた体には最高だった。 少しのんびりしてるとそのうち団体パーティがやってきて落ち着かなくなったので退散する事にする。 「はぁ、またあのルートで戻るのかぁ」とちょっとうんざり。技術的に難しい場所は無いとはいえ、 体力は使うので結構疲れ気味。来た時と同じように小さなピークをいくつかクリアし、再び東岳に到着。 今度はテーブルに座って少し休憩。「また、ここからちょっと気合入れよっかね」 クサリ場で一気に急下降したあたりでお腹が空いてきた。ここで食べないとシャリバテ起こしちゃうかなと おにぎりをパクつも一口食べただけでやっぱり喉を通って行かない。食べるのは諦めて先に進む。 そのうちなんだか力が湧かなくなってただでさえ遅いペースが一層遅くなった。 どうにか西岳までやって来てちょっと安心。 お地蔵様の首がありません・・・
両神山山頂
クサリでガシガシと登る
こんなとこ登るのかよ〜♪
次に行蔵峠まで戻ると道が二手に分かれている。 なるほど。やっぱり峠なんだな。と感心している場合ではない。 どっちだっけ?この辺りから道の記憶がない。地図には 分岐なんて表示されてないぞ・・・色テープはキチンと両方のルートに付いているしな。 色テープといえば、今回はピンクの色テープに大変お世話になった。テープが無ければルートを外れてしまう機会が度々あった。 林道が見えるのを頼りに進むとやがて見覚えのある景色に出会ってようやく安心。どんどん高度を下げてようやく八丁峠に戻ってきた。 ここからは樹林帯の中を下り一辺倒だから楽勝♪なんて思っていたけど甘かった。 来る時に急登だったように下りは急下降なんである。しかも長い。 一体何処まで行ったら登山口にたどり着くんだっていうくらい長い。 よくもまぁ、これだけ急登を登って来たもんだと我ながら感心してしまった。
尾根を越えると何処までも樹林が続き、また尾根を越えると果てしなく続く樹林・・・・ の繰り返しで気が遠くなるくらいの距離をひたすら下降して行ったように思える。 もうそろそろ限界だぁ、って思った頃にようやく駐車場の一部が眼下に見えてきた! 見えてもやっぱり長い。どんどん急下降しているのになかなかたどり着かずイライラしてくる。 そして真下に車が見えてくると今度はクサリ場で急下降するが途中、キレ落ちている箇所があってちょっとヒヤリとした。 え、いきなりクサリ場だったっけ?と最初の取り付きを全く覚えていない長々と歩いた1日だった。 流石に往復はキツかったぁ。山頂から戻る時にクサリの数を数えたら51ヶ所だった。 何処までもクサリは続く・・・
写真ではわかりにくけど何処までも急下降

パノラマ♪
西岳から東岳、両神山を望む