奥上高地(1/3) |
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![]() 蝶ケ岳と常念岳 |
2001年9月22日(土) 1日目 上高地に到着したのはまだ暗い5:30頃だった。 美化センターのベンチで朝食をとったり準備するうちに1時間ほど経過してしまい、歩き出したのは6:30を過ぎてからだった。 横尾まではほぼ平坦なルートなのでここらで頑張っておかねばと沢山いる登山者を縫うようにかわし、快調なペースで飛ばす。 徳沢までは約70分程度で到着。休憩した後、横尾に向かおうとした時、凄い勢いで突っ込んで来た人が居た。 【ガッツ登山】でおなじみ、うめっちである。 彼女は徳沢で私たちに会えると確信を持っていたらしい(笑)実は、彼女に会うのは今日が初めてではないのだ。 「山と渓谷」の写真だけで私がわかるハズもない(笑) |
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横尾に向かう途中、悲劇の発端はここからだった。
相棒の膝が痛み出したらしく、まともに歩けなくなったのだ。
2、3日前に自転車から降りる時に膝を痛めたらしく、それが悪化したようだ。
今まで快調に飛ばしてきただけにあまりにも突然の出来事でとにもかくにも横尾まで行くしかなかった。
横尾に到着し、軽食をとりながら今後の行動について思案する。
ハテ?どうしたものか・・・・・
こんな膝が痛むんじゃ涸沢までの3時間はあまりにも酷だろう。
地図を広げ悩んでいると相棒が槍沢方面はどうかと尋ねてくる。
「ここなら涸沢よりは標高差ないからどうか?」
あらら、ガッツと同じルートやん。どうしたもんかと
悩んでいるところへ声を掛けてきた男性が居た。 【山と散策の交遊箱】 のむらりんさんだった。 |
![]() 前穂&明神岳 |
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![]() 天気は最高なんだけどなヽ(´ー`)ノ |
背後からやって来たので逃げるヒマもなかったヽ(´▽`)/ 少し、会話を交わして一緒に写真 を撮ると彼は横尾大橋を渡り、涸沢へと消えて行った。いやいや、よくぞ会えたもんだと感心。 ガッツ夫婦も槍沢へと消えて行った。さぁ、我々はどうするのだ!?相棒よ。 ここ、横尾に幕営する気にはなれず、かといって徳沢まで戻ってしまうのは撤退を意味するし。 涸沢は無理だとしたらやはり槍沢に向かうべきだろう。 ババ平に幕営して、翌朝調子が良ければ天狗原に行ける可能性もある。 そういう訳で、急遽ルート変更になり、ガッツ夫婦の後を追う事となった。 横尾からゆったりとした勾配のルートをのんびりと行く事にする。 道は沢沿いで気持ちがよい。 | |||||||||||
| 普段ならば余裕であろう、この道も相棒にとってはかなりキツかったようだ。 膝を故障している上に、夏のテント山行よりも遥かに大きく、重くなったザックを背負っているのである。 膝の痛みと肩にかかる痛みに耐えながら歩いては休み、歩いては休み、槍見河原に到着する頃には相当マイっていた。 ここで大休憩を決め込む。「槍見河原だってさ。槍なんか何処に見えるんだっつーの」と文句を言ってると、 後からやってきたパーティの一人が私たちよりも2,3m先で「あ、槍がよく見える」と言っている。 ススと私もさりげなく進んでみると本当にそこには小さいながらも槍の穂先が見えた。 しかし、私のデジカメにはズーム機能が無い為、写真を撮っても超拡大しないと見えないだろう。 非常に残念である。 本来ならばザックを交換すればいいのだが相棒のザックは80Lで私にはとても耐えられそうもない重さだった。 |
![]() 緩やかな勾配の道をのんびりと・・・ |
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![]() 槍見河原 |
次回からは相棒への負担をもう少し軽くする必要があるなと反省。私ももう少し頑張らなくては。 相変わらず歩いては休み、歩いては休みの繰り返しでようやく、槍沢ロッジに到着する。 しばしの休憩。お腹が空いてたので当然ここで食事にするものとばかり思っていたら 「こんな調子じゃ何時到着出来るかわからないからとにかくテン場までは行こう」という事でおあづけ。 隣のパーティが「ババ平はここから1時間くらい」と話していたので「じゃあ、我々は1時間以上かかるな」 とかなり覚悟を決めていたがかなりゆっくり歩いていても30分程度で到着した。 「あれ?」いきなりテン場に出たのでちょっとびっくり。 「何処が1時間なんだよう」これは嬉しい誤算だった。 そして、いきなり目の前にガッツテントを発見(笑)廻りを見渡したところ、適当な空き場所が見つからず、 機転を利かせて場所を確保してくれたガッツ夫婦の厚意に甘える事にし、ワンクッション置いて幕営した。 | |||||||||||
| はじめはこのババ平でのんびりする予定だったが、膝の調子も悪く、簡易トイレと水場のみというこのテン場は、不便そうなので、 徳沢まで下る事にした。山に来て初めてビールのない夜を迎えた。陽が落ちるとかなり寒い。 外で食事を取る勇気がなく、前室で調理し、テントの中で鍋を食べた。その後はさっさとシュラフに潜り込んだ。 始めは寒くて寝つけなかったがシャツ1枚着たら暖かくなってぐっすり寝た。 途中トイレに行きたくなって目を覚まし、勇気を持って外に出てみると満天の星。 (私は怖がりなので普段は1人でトイレに行けないのだ。)これは夏の空よりも遥かに美しい。 廻りを山で囲まれているため、ことさらに星空が引き立つのだ。トイレから戻るとテントの中に入るのも忘れ、暫くは星空に見入ってた。 |
![]() 水に癒される・・・ |
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![]() ババ平:手前がガッツ、奥が私ら |
しかし、このテン場は異常なほど静寂に包まれている、
人がいる気配は近くにある簡易トイレの扉が開いたり、閉まったりする音だけだ。
私らのテントは奥にあったため、人が通るという事はまずありえない。徘徊者が来れば一発でそれと判る。
ザッザッと足音が近づいて来る!!!! ヤバい!そう思った瞬間「ジーッ」とチャックの音が・・・・ 遅くなって到着したガッツと私らのテントの間に無理やり設営したテントの住人の音だった。ふう。 朝食:サンドウィッチ 行動食:ソーセージ 昼食:なし 夕食:ちゃんこ鍋 |
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