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雲取山(標高2017m)
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アクセス:中央高速 八王子IC下車青梅街道約60分
ルート:後山林道終点〜三条ダルミ〜雲取山〜雲取山荘〜雲取山〜三条ダルミ〜後山林道終点
高低差:1084m
2000年12月31日(日)
車で青梅街道「お祭」バス停少し先の後山林道に入る。ダートな道なので気を付けながら林道終点まで一気に行く。
林道終点から本格的な登山道となる。
ところどころ雪が積もっており中には凍結箇所も多くかなり注意が必要。 |
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後山林道終点:登山口 |

三条ダルミ |
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だが、アイゼンを装着するまでもない。取り付きからすぐに三条大滝を眼下に眺めることが出来る。
歩きだしてから30分程度で三条の湯に着く。
その後1度下りきって三条沢を渡り、水無尾根の下部を巻き、青岩鍾乳洞との分岐に出たら左に取り付く。
尾根の山腹を巻くように登って行くが、三条沢から三条ダルミまではダラダラと気が遠くなりそうな長い工程である。
くねくね曲がった道なのでいくつもの山を越えている気になってくる。行けども行けども雲取山は見えてこない。
もっともどれが雲取山なのか判らずに歩いて居たのだが(笑)
途中右側に樹林の間から富士山が見えるようになれば三条ダルミまでは僅かな距離だ。 |
三条ダルミに到着し、富士山を眺めるとハッキリと笠雲が山頂を覆っているではないか。
今後の天気は絶望的である。
今日の天気は雨でかなり雨足が強い予報だったのだが、なんとか降らずに済んだ分、明日にずれ込んだと思った。
今世紀最後の富士山を山頂から拝むために飛竜山・雲取山荘・雲取山山頂の3つある分岐の雲取山山頂へ向かう。
ここから山頂までは急登。登っても登っても先があってかなりキツい。40分ほど頑張ると雲取山山頂に到着する。
風がかなり強く急登でヘトヘトになっていた私は疲労のため、動けず(笑)「私」の撮影は相棒におまかせ。
強風と寒さの為、山頂で休憩するどころではなく、そそくさと退散。20分ほど下るとある雲取山荘へ向かった。
ここもかなりの急降下なので明日のご来光の際には早めに出ないと山頂にたどり着けそうもない。
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雲取山山頂:南側 |

雲取山荘 |
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雲取山荘に到着すると暖かい甘酒のサービスがあった。 寒さと疲れた体にこれは最高のもてなしだった。
ん〜ウマい。飲み放題だったので2杯飲んだ。部屋は8畳部屋に8人。
予約をして行ったのでこの部屋だったが予約なしだと大部屋になるらしい。
部屋の真ん中には豆炭のコタツがど〜んと置かれていてどうやって寝るのだろうと考えたが
結局コタツの横の隙間に寝ることになった。 汗で濡れていた服もコタツの中に入れておいたら翌朝はすっかり乾いていた。
トイレは外にあるが、1つしか使用可になっていなかった。小屋の横にも簡易トイレが3つほどあったがどちらにしても寒い。
洗面所も見当たらず、雪に手を突っ込んで洗った。食事も思ったよりも粗末なもので少しがっかり。 |
でもこの後の山荘恒例・闇鍋やカウントダウンの祝い酒や餅つきがあるのだから仕方ないのかもと諦める。
年越しソバも別に出るのかと思いきや、味噌汁の替わりの年越しソバだった。
朝メシは汁、具が同じままでソバのかわりにもちが入っていた。 普段よりもずっと早い食事が済んでしまうと暇になってしまって困った。
闇鍋が始まる23:30頃までどうやって時間を潰すか。 とりあえず寝てみたけどうとうと始めると小屋の人が来てなにやら叫んで行く。
「後でカウントダウンを行います」だとか「後で闇鍋を行います」とか「紅白歌合戦を観たい人はどうぞ」だとか。
3度目に起こされた時はもう完全に目が覚めてしまった。 食堂に行って紅白歌合戦を観ているとそのうちにその辺の人たちと宴会が始まった。
酒が入っていい気分でいると丁度カウントダウンの時間になったので外に出てみるがゼンゼン寒くない。
ゴアのお陰かと思ってたらどうやらお酒のお陰だったらしい(笑) カウントダウンをして21世紀を迎えたけど正月らしさを全く感じない。
その後、ヤマケイでよく見る「闇鍋」を体験する事になったのだが闇鍋と言っても何が入っているのかわからないのではなく、
鍋の具が暗くてわからないので闇鍋というらしい。ちなみに具はおでんだ。具の中には銀杏が入っていてそれが当たりだった。
私の具にはラッキーにも銀杏が入っていた。こりゃ21世紀、縁起いいぞ!ま、もらったのは小さなカレンダーだったけど。
でもなんだかゴキゲンな夜だった。東の方向を見ると眼科に東京の夜景が広がっている。東京タワーも見える。
ただ、思ったほど星空は見えなかったのが残念だ。懸念していた天候も崩れる事なく、明日は快晴だそうだ。
これでご来光を拝める事だろう。 |
2001年1月1日(月)元旦
ご来光を拝むために朝食は5時に済ます。 山頂まで45分(私の足で)かかるので準備をするのだがトイレで並んだり、
着込んだりアイゼン持ってウロウロしているウチ に日の出時刻が間近に迫ってしまった。
21世紀最大の失敗だ!!ここは潔く諦めて山荘付近から眺める事にした。
朝日に染まりゆく富士山が見えないのが心残りだけど。空は雲が多く、雲と雲の間を縫って初日の出を拝む事が出来た。
晴れてはいるがパラパラと雪が舞っていて太陽の光に反射して、キラキラと光った。
これがダイヤモンドダスト? |
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雲取山荘からのご来光 |

20世紀の雲取山山頂 |
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21世紀の雲取山山頂 |

雲取山山頂より飛竜山:雪のかかった後方は南アルプス |
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こんな場所でそんなの見れるんか?と思いながら、でも本当に綺麗だった。
山頂付近にはガスがかかっていて降りて来た人は「ここの方がよかった」と言った。
雲取山荘を出発し、再び山頂へ。 21世紀の富士山を拝まなくては。
40分くらいかけて山頂に辿り着くと昨日とは違う快晴の景色が広がった。
風もなく、実に恵まれた天候だ。 やっぱり晴れはいい。
やや同じ場所で撮影した写真もゼンゼン違う(笑)蒼い空はそれだけで人の心を充たしてくれる。
何故か笑顔になってしまう。これだから山はやめらんね。
以前のように山頂からの景色を昨日、曇った空で撮っていた。
これを今日の晴れた空で撮りたかったがメモリ不足と電池が激しく消耗していたため、画像を削除して新たに撮影すると |
データ自体が無くなってしまう可能性が出てきた為断念。 くやしいが諦めた。
さて、昨日の山頂直下の急登を今度は下山しなくてはならない。ところどころ凍結していて本気で怖かった。
次の足が出ない。200%ストックに頼りきっての歩行。ストック使っての筋肉痛なんて初めてだ。
三条ダルミに到着するまでに凍結した道の怖さを知った。アイゼン必要だったのかもしれない。
これからの下りを考えると着けるべきか。 近くに居たおじさんに「これから下るのにアイゼン必要ですかねぇ?」と聞いてみたところ
「そんなモン必要ねぇよぉ」と一蹴されてしまったので「そっか、要らないんだ」と安心。
が、昨日とはうって変わって凍結部分がかなり多く、慣れない私たちには充分恐ろしかった。
三条〜雲取山への道は幅が狭いのであ |
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雲取山頂からの富士山 |
る。
中でも前を歩いていた中年のオバサンがツルッと滑って尻餅を着いてしまったが足が樹に引っかかった為
事なきを得たがあれでそのまま滑っていたらどうなっていた事やら。。。 ちなみに下は谷だった。
それを見た私はもう恐怖。足がすくんでしまった。「何処がアイゼン必要ないんだよ〜」
凍結してるかと思えば、雪は全くなくなり、ただの落ち葉の道になっての繰り返しですっかり
アイゼンを装着するタイミングを逃してしまった。
必要以上にふんばったためにもう足はガクガクでなかなか思うように動いてくれない。
よく、下りの方がキツいというが私は下りは全く平気なのでわからなかったが今回初めて「下りのツラさ」を実感。
登りの方がラクなんて。。。しかも登る時にはあまり気が付かなかったけど水無尾根の道は結構勾配がキツいのである。
どんどんスピードが出てしまうのでスピードを制御するのが困難。三条沢まで容赦なくどんどん下る。
よくもまぁ、こんな長い坂を登って来たもんだと自分に感心してしまうほどだった。
限界に近いくらになった時にようやく三条の湯に到着した。ここでは小屋の人達が餅と鹿の肉をご馳走してくれた。
鹿の肉はマトンに近い味だった。ここからはもうあと30分もしないで林道終点に到着する。
再び三条大滝を眺めながらあっという間に登山口の林道終点に到着した。
その後ここからかなり遠いが山梨の「ほったらかし温泉」に行った。
途中丹波の湯?やた大菩薩の湯?(施設名は忘れた)があって惹かれたが初ほったらかし温泉にしたいがため振り切った。
ほったらかし温泉に着いた時、すでに筋肉痛で動けない状態だった。その後2,3日は続いた。
ここに行くには軽アイゼンとストックは必携のようだ。 |