神奈川県津久井郡・上足柄郡 檜洞丸ひのきぼらまる(1600m)
2005年5月28日(土)
【北アルプスに魅せられて】副長さん / えび

檜洞丸を目指して新松田駅まで来ておきながら7時台のバスに乗れず、負け犬になって帰って来た1週間前。 しかし、この1週間の間にも続々と檜洞丸に行った人の報告を見てるウチにやっぱり諦めきれないと再び行こうと決意。 一方、同じ日に檜洞丸を目指しながらも渋滞でシロヤシオの蕾が見え始めたあたりで下山してしまった 副長さんも同じ思いだったらしく、バスの乗り継ぎに苦難していた私を車に乗って行きませんかと誘ってくれたのだった。 しかし。 私と一緒に登った事のある人はわかっていると思うが、私は信じられないくらい登りが遅い。 とてもじゃないけど、人様と一緒に行けそうにない。 そんな我がままな私の気持ちを察してくれた副長さんは登山口に到着したらお互い好き勝手に登る事に同意してくれた。 (ホント、勝手言ってすみません)


前には団体さんが・・・

2005年5月28日(土)
小田急線の某駅で6時過ぎに待ち合わせ。 そこで副長さんの車に乗せて貰って東名高速へ乗り、西丹沢へ。 西丹沢教室の手前にある橋に車を止めて歩き出す。 ちなみに先週はこんなに車は止まってなかったそうだ。 アスファルトの平坦な道を5分も歩くとツツジコースと書かれた看板があってここから土の登山道となる。 はじめはちょっとキツい道だけどすぐに緩やかな道になる。 新緑を眺めながらのんびりと歩く。 私のペースに合わせていたらいつになっても山頂にたどり着けないから副長さんは自分のペースでどうぞと言ったものの 前には団体がゆっくりと1列で歩いているから抜かしようがなく、ゴーラ沢出合までそのままだった。 出合まで来るとザックを下ろして休憩。 朝ご飯のおにぎリを1つパクつく。 副長さんはデジタル一眼のカメラを取り出して何やら撮影をしていた。


ゴーラ沢出合

さて、ここから先は急登の尾根歩き。 「先、行ってください」と言ったけどここまで一緒だったから副長さんは先に行き辛くなったのかもしれない(笑) ゆっくりゆっくりと本当にゆっくり歩いてくれたのだけど、それでも差はどんどん開く一方だ(汗) 私はすぐにぜーぜー息を切らして情けないったらありゃしない。 でもこんなんでも一応頑張って歩いているのでマイペースで行くしかない。 時々、止まっては私が追いついてくるのを待っててくれるから副長さんのペースを乱しまくっちゃったよなぁ。 私はチョコチョコ立ち止まってはプチ休憩してしまう。 だって登り苦手なんだもん(開き直りかよ!) 今日は残念ながら曇り。登るのにはちょうどいいんだけど やっぱり葉や花には日が当たってもらいたいもの。


登山道は大渋滞

展望園地に到着したとこでちょっと休憩。 天気がいいとここから富士山が見えるそうだけど今日は見えない。 また2人で歩き始めるけどあっという間に差が開く。 登山道は渋滞してるけど私には休むいい口実が出来てちょっとラッキーだ。 地面にアセビの花が落ちてるのが目立ち始めるとその先にようやく最初のシロヤシオが現れる。 その下で副長さんが待っててくれた。 はじめて生で見るシロヤシオは想像よりも小さかった。 私はもっと大きな花なのかと思ってた。 これが憧れていたシロヤシオかぁ。 ここからは副長さんも私も写真を撮りながらの撮影歩行でちっとも前に進まない。 ああ、これで日が差してくれたら最高なのに。 そのうちシロヤシオだらけになってくると登山者から歓声が上がる。 花でトンネルが出来ていてとにかく凄い。 こんなんじゃみんな来ちゃうよなーって思った。


トウゴクミツバツツジ







シロヤシオ

石棚山への分岐を右に分けた少し先でお昼にする事にした。山頂は混雑してるだろうから今のうちに。 副長さんはストーブを出してお湯を沸かし、私にスープを勧めてくれたのだけど 私はここまで登るのに結構体力使って食欲ないからパスさせてもらった、すみません。 小さく握って来たおにぎりも食べれずにフルーツゼリーとウィダーインゼリーで済ませてしまった。 私の登りの時間が大幅にオーバーしてるからあんまりゆっくりもしてられないし。 ホント、すみません。






シロヤシオのトンネルみたいだった

さて。副長さんと私の辿る予定のルートだけど、山頂を踏んでから、副長さんは犬越路、私は石棚山へ。 地図を広げ、相談した結果、私も犬越路へ行く事にした。 ここまで来たらもう一緒に行動させて貰おう。 本に犬越路は新緑が綺麗だってあったし、 こちらは下りばかりの魅力的なルートらしい。 (もう登りたくなーい) 山頂に近い場所はまだ花の蕾が多くてこれからも楽しめそう。 少し登ると木道が出てきてガスで私が思ういかにも丹沢らしい雰囲気になった。 これこれ!丹沢と言えばガス。この雰囲気に憧れてたんだ。 ワザとガスが出る日を狙って行こうと思ってるくらい(笑)木道の下にはバイケイソウがあるが花はまだ当分先といったところだ。 その先、再び登るとようやく檜洞丸の山頂に到着。 案の定、山頂は人で溢れ返っていてお弁当を広げる場所はなかなかなさそうだ。 150m先に小屋という看板を見て、150mは面倒だからパスなんて思ってしまった。 5分ほど休憩して下山開始。

これぞ丹沢!
山頂からはいきなりの急下降。 ガスで遠くの視界はきかないが晴れていたらさぞかし展望がいいんだろうな。 このルートもシロヤシオやトウゴクミツバツツジが点在していて楽しめる。 実は私、はじめこそたわわに咲き誇るシロヤシオに魅力を感じていたけど、段々と葉と花が半々くらいの割合の木に心惹かれるようになった。 そっちの方がなんだ品があってよろしいのだ(笑) ヤセ尾根の急下降がずっと続いて時折、クサリの付いた岩場なんかが現れるから登山道は渋滞してしまった。 渋滞といってもチョコチョコ進むので写真を撮る余裕がない。 下を見るとスパッと切れ落ちてて結構エグいぞ。 落ちたらこりゃ助からない。 私は高所恐怖症だからとても下なんて覗けない。 しかも所々滑ってヤバい。 ガーッと下ったとこで目の前に(私的に)どどーんと立ちはだかるピーク。
「え?登り?」焦る私。
「あれ?登りなんてあったかなぁ・・・」
そういう副長さんにちょっと安心。 もしや、こんな程度の登りは登りと認めないのか!? そりゃ、確かに山頂までの登りに比べれば大した事ないかもしれないけど・・・・と考えてしまった。


檜洞丸から犬越路へ

けれどこれで終わりではなかった。 犬越路までのルートは小さいながらもアップダウンが結構あって下りだけだと思ってた私には結構堪えたのだった。 何よりも私の後ろを歩くおばさま2人組が怖い(笑) 下りの岩場はさすがに苦手とみえて私が下りた後は暫く追いついて来ない。 けど、私の苦手な登りには滅法強く、恐ろしい勢いであっという間に追いついて来るもんだから恐怖だった。 ピターーーと後ろに着くんだもん(泣)


花と葉の割合はこのくらいが好き

犬越路に到着した時には本当にホッとした。ここでちょっと休憩してから用木沢出合まで下りる。 今までは尾根だったけど今度は沢沿いだ。 とにかくひたすら下降。 さっきの怖いおばさま2人組も抜かす。 下りだからもう追いついて来ないだろうし。 けど、また私の後ろにピタリと付いて来る人が。 どいた方がいいのかなって思うけどなんか口笛吹きながら下降してるから そんなにイライラしてなさそうだしとそのまま。 けど。けどそんなにピターと張り付かなくても・・・(汗) て、そんな事思うならさっさと譲ればよかったんだよね。 副長さん、私、後ろの人で一塊になってずっと下降。 河原の広い場所に出た時に後ろの人が抜かして行った。 た、助かったぁ。 私、こういうプレッシャーに弱いんだよお。


シロヤシオとトウゴクミツバツツジ
犬越路から用木沢出合まではやたら長く感じた。 飽きて来た感じ(笑) 手すりのない新しい橋を2つ、3つ越えると堰堤が現れて大きな滝になって流れ落ちる。 滝が現れたらすぐ用木沢出合だ。 ここまで車が入れるようだからここに止めて登山口まで戻ってもいいかな。 ここからはアスファルトの道を歩いて再び西丹沢教室まで戻る。 結構キツかったけど終わってみれば楽しかった思ってしまうもの。 結局、副長さんにずっと私のペースでお付き合いさせてしまった。 すみませんでしたー。 いろいろなお話が出来て楽しかったです、ありがとうございました。 あっ。しまったぁ、バッジ買うの忘れたぁ〜〜。



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