東京都 奥高尾・景信山(727m)
2003年10月4日(土)
【腹ペコ山男のお部屋】腹ペコ山男さん  /  【ガッツ登山】うめさん /  【のんびり山歩き】えび

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< 花のお江戸で逢いましょう >
山メシといえばこの人、【腹ペコ山男のお部屋】の腹ペコ山男さん。
2001年9月号の「山と渓谷」ではにこにこ山仲間と一緒にe登山の特集に掲載されたから知ってる人も多いだろう。
ツウな人は「ブラジル娘」も浮かぶだろう(爆)→腹ペコさんの山行記録「西方ヶ岳 さざえヶ岳」参照
その彼がお仕事で花のお江戸(?)に長期滞在することになった。 共にラーメン好きな【ガッツ登山】のうめっちとラーメンを食べに行くお話に勤務地の近いえびも誘ってもらった。 ちなみに腹ペコさんとこのリンクには私の紹介に”うわさでは「でかい」らしい。”と書いてある。 こうなったらどれだけデカいか見せ付けてやろうじゃないの!!(爆) web上でのお付き合いはあっても逢うのは初めての腹ペコさん、とっても気さくな方でかなり人見知りするえびが ごくごく自然にお話出来たのにすっかり気をよくし、江戸に滞在中、山に行きたいという腹ペコさんにうめっちとえびも参加の「チーム腹ペコ・山行計画」もあれよあれよとまとまったのだった。


げんこつ屋のげんこつラーメン

< 何処へ行こうか >
はじめは車の予定だったけど都合がつかず電車での山行となった。 それならばえびは病み上がりだし、のんびりと奥高尾でも縦走しようという案に落ち着いた。 ルートは陣馬山→景信山→城山→高尾山。 「私は本当に遅いからね」って何度も念を押した。 学生時代はワンゲル部で鍛えた・腹ペコさんにガッツ登山・うめっちじゃ私はついて行けないかも。 ま、このルートだったらバラバラに歩いても4つある山頂ごとに待ってればいい訳だから何とかなるかな。 どうせなら山メシに時間かけてまったりと楽しんじゃおうかっていろいろ考えたりしてなんだか凄く楽しみになってきたー! と、いろいろ考えた割にはやっぱり山メシは定番・鍋なんすけどね。メニューは鍋でいい?って事で食糧係はえびが引き受けた。 んじゃー、ビールと朝メシにおにぎり握って来るよとうめっちが名乗り出てくれた。


秋の空
< 待ち合わせ >
当日は6:07新宿駅発の京王八王子駅行に乗れる時間に京王線新宿駅ホームで待ち合わせ。 この電車に乗れば京王八王子駅を7:10に出発する陣馬高原下行のバスに乗れる。 このバス、1時間に1本てダイヤでしかも目的地の終点まで50分も揺られないとイケない。 何が何でもこの電車に乗らないとダメなのだ。 でも腹ペコさんは江戸には不慣れだし、新宿駅で迷うかもっていうんで携帯にJRから京王線までの行き方案内を詳しくメールした。 みんなで待ち合わせした場所のちょっと手前でえびが待ってます♪と添えて・・・ まぁ、これだけ詳しく書いて迷ったらよほどのアホーだ、待ち合わせにはぐれるなんて事はありえない。 ふっふっふ、我ながら完璧だわって笑みさえこぼしていたえび。4時半に起きて5時に家を出れば余裕。


曼珠沙華

< やっちまった! >
起きたら6時半だった・・・・

「うそーっ!!!!!」 慌てて起きてとにかく携帯を手に取って腹ペコさんの携帯にダイヤル。
えび 「もしもしー!」
腹ペコ「もしもし。腹ペコです」
えび 「・・・。えびです。ごめんなさい・・・・」
腹ペコ「今、何処ですかー?」
えび 「・・・・。い、いま起きました・・・・(汗)。」
腹ペコ「えっ?・・・・・・(汗)」

その後はあまり覚えてない。 いつのまにか電話口にうめっちが出ていてとにかく待ってるから来いという。
えび「えーと、時間も勿体ないからとりあえず2人は7:10のバスに乗って! 私は途中の景信山から登って追いつくから!!」
うめ「・・・。まだ私ら新宿駅に居るんだよ・・・」
えび「!!・・・。そうか!!そうだよね・・・はぁー・・・」
えびはいきなり予定を大きく狂わせてしまった。
うめ「じゃさ、高尾山から行こうよ。早く新宿駅に来なよ、待ってるからさ。」
えび「わかった。でも、やっぱり時間が勿体ないから先に行ってて。 私、景信山に直接登るからそこで追いつけるかも。」

うめ「わかった。」
こうして陣馬山→高尾山の縦走は高尾山→陣馬山に変更になった。 えびは途中の景信山から合流して陣馬山を目指す。


景信山から相模湖を見下ろす

< 高尾へ! >
新宿駅で荷物は3等分しようね、なんて言ってたから荷物の重さなんてちっとも考えちゃいなかった。 「行ってきまーす」ってザックを背負うと、とても日帰りの低山とは思えないほどズッシリだった。 3人分の鍋の食材に1Lくらいのストレートの鍋つゆ。それに水2L。鍋やストーブも全部私持ちだった。 10kgはあったかも。 「ま、仕方ねえな」 新宿に到着すると早速京王線に乗り込み、発車したとこで先発隊にメールを送る。
えび > 今、新宿駅を出ました。
腹ペコ > こっちは高尾山口。朝メシ食べてます。
高尾山山頂まで一番長い90分の稲荷山コースを歩くっていうからこの間に頑張らねばー! とにかく焦ってた・・・・ だから何か引っかかるものがあったんだけどそれが何なのかは気づかなかった。 とにかくえびを高尾へ早く運んで!!


静かな登山道

< 追いつけ! >
景信山へ直接行くには先発隊が向かった高尾山口駅より1つ手前の高尾駅で降りてバスで小仏へ向かう。 小仏行のバス乗り場はJR側の改札を出た東口にある。 知らない人は迷うが、この東口に出るためには1度JRの連絡用改札を通ってJR中央線ホームに出てJRの改札口を出る。 改札の横には小さいながらもコンビニがあるのでここでデザートのゼリーでも買おうと思ってたけど いつの間にかマクドナルドに変わってた。ついでにパン屋も出来ていた。 ちょうどバスが来てたので店を覗くヒマもなく飛び乗る。
> 今高尾駅からバスに乗りました。
とりあえず連絡を携帯に入れる。 先発隊からの返信はなかった。 今頃はもう高尾山頂に着いてる頃だろうなぁ・・・ 焦る・・・・・こりゃ景信山でも待たせるハメになっちゃうなー。やべー・・・


すすき

< 頑張れ! >
高尾駅から20分ほどバスに揺られて終点の小仏に到着! ここから暫く車道を歩いて中央高速の小仏トンネルの入口の左側あたりに景信山への登山口がある。 時間は9時半くらいだったかな。先発隊はとっくに高尾の山頂越えて城山に向かってるかなぁ・・・ 焦りを感じながら久しぶりのこの景信山への登山口へと取り付く。 このルートはなかなか急登が続く道。 ダブルの女だから「よーし、ここは頑張っちゃって半分の時間で行っちゃうぜー」なんて芸当、えびには無理。 ま、小仏峠まで1時間、景信山まで30分かな。11時には着くかなぁ。 ゆっくりとマイペースで登る。 やっぱ、私遅いなぁ。こんなんじゃ陣馬山までみんなと同じ速さで歩けないよなぁ・・・ 高尾に向かう時はどんより曇っていた空も今は森の中に日が差して来てなかなかいい天気。 やっぱこういう天気の中、山を歩くと気持ちいい。 バス2台で小仏まで結構な数の登山者を乗せて来たワリには前後にポツリとしか人が居なくて静かな山歩きだ。 それにしてもえびの記憶とちょっと雰囲気が違う。 ここってこんな道だっけ・・・ 山腹の狭い登山道をつづら折れのように登る記憶だったけど尾根の広い道を歩いているんだよね。 ま、気持ちのいい道だからあんまり気にしないや。 先を急がなくちゃイケないのはわかってるんだけどつい、カメラを構えちゃってのんびりしちゃってる。


景信山山頂

< あれれ? >
広い尾根道を登ると峠に出た。 といっても目指す小仏峠ではない。広い尾根道にT字にぶつかる峠。 ややや。えびは何処に来ちまったんだ??? それともちょっと来ないウチに地形が変わってしまったのか?(そんな訳ねーっての!) 「景信山」って表示されてる標識があるから間違っちゃいないけど。 歩きはじめてから約1時間。 予定だと小仏峠に出てもいい時間なんだけどなぁ。 とにかく「景信山」って書いてある急登へ向かう。 途中、ベンチがあってそこから街の景色が見えた。 ついつい、座り込んで眼の前にあるススキにカメラを向けてしまう。 再び急登を登り始めてすぐに何か建物が見えた。 「あれ?あの建物見覚えがあるぞ!えと何処だっけ・・・」


景信山山頂付近に居たわんこ

< 景信山山頂到着 >
「あ。あれって、景信山のトイレじゃん」 トイレの横の急登を登って茶屋のテーブルと椅子がある山頂に突然着いてしまった。 「ありゃー、直登ルートで登って来ちゃったのか・・・」 そういえば小仏峠に行く時は1つめの登山口を通過してその先の登山口から登ったような記憶が蘇った。 直登ルートなんてあったんだっけ。すっかりご無沙汰してたので忘れていた。でもこれで随分と時間短縮出来たなぁ。 とりあえずちゃんと山頂まで行く。 山頂をぐるりと回って先発隊を探す。 どうやらえびの方が先に到着したようだ。 時間は10:30。 微妙な電波の中、何度目かのチャレンジで
> 景信山山頂到着
とメール送信した。 暫くして携帯が鳴る。 「もしもし?」「・・・・・」 微妙な電波はウマくいけばメールは送れるけど通話は無理だった。 何度か電話がかかって来るけどやっぱり通じない。 「城山か小仏峠あたりからかな」 実は先発隊はこの時、城山山頂でまったりモードに入ってて えびに「こっち来ーい」って言いたかったらしい(笑) そんな事はまったく知らないえびは山頂の心地ちよい風に吹かれてさらにまったりモードに入ってたのだった。


景信山茶屋

< チーム腹ペコ合流! >
1時間後に先発隊が到着するまで写真を撮ったり、お菓子をつまんだり 八王子の街並みや水面が反射する相模湖、丹沢山系を眺めながらゆったりと過ごした。 時折、眼下にある登山道を確認しながら。 山頂には茶屋が2軒あっていつも大勢の登山客で賑わっている。 広くてテーブルや椅子が沢山あるので団体が多い。 そして茶屋に臼と杵があるのでいつも餅付きの光景を見る。 今日も団体が餅つきをしていた。 そして彼らはやって来た。 先頭の腹ペコさんは気づかないけどうめっちはえびに気づいた。 あー、よかった。「腹ペコさーん」なんて叫んだりしたら注目の的だ。 ちょうど昼どきだし何人「はーい」なんて返事があるかわかったもんじゃない。 「おっ、おつかれさまです。すいませんでした(汗)」 「まったくー(笑)」 こうしてチーム腹ペコなんとか合流!時間は11時半を少し回った頃だった。


ドームになったポップコーン

< 山でポンポン >
高尾山口から高尾山、城山と縦走して来た2人はすでに充実感に満ちていた(笑)
南が開けた山頂からの眺めを堪能している腹ペコさんに「あれが高尾山でそれが城山だよ」って教えた。 「えっ、あそこから?結構歩いたなぁ」と満足気な腹ペコさんたちだが、実は彼らは地図も持たずここまでやって来た。 どのくらいの所要時間なのかあまり把握せずに歩いてくるのはさぞかしお疲れだろう(笑) 「さーて、メシ、メシ」 ザックを持ち上げると食材がズッシリ重いんで 「あ、こりゃ、一種の罰ゲームだね」って言われた。 「んじゃ、アルペン踊りでもしましょうか(笑)」 どうにかこれで許して貰えそうだ(笑) ストーブをセットすると必殺ポップコーンが登場した。 (うめっちが以前山でやって好評だったらしい) プゥ〜とあっという間に膨れてドームになった。 それにうめっちが持って来てくれた缶ビールで乾杯。 「おつかれー」 「こんなとこでビール飲んで私、大丈夫かなぁ、ちびちび飲んでゆっくり休まなくちゃ。」 それをつまんでいる間にもつ鍋をセット。 もつ鍋のスープをドドーッ。もつをドボン。野菜をバサー。以上。 えびは遅刻のお陰で食べれなかったうめっちお手製おむすび弁当を広げる。 おむすび2個となんとから揚げにたまご焼きが入っててすげー美味しそう! グツグツいったとこで「いっただきまーす」


うめっちお手製おむすび弁当

< 計画変更!? >
みんなで鍋とえびはおむすび弁当をつつきながらこれからの予定を話す。 「次の山までどれくらいすかね?」 「えーと、今まで歩いてきたのと同じくらいかな」 「( ̄□ ̄;)!!」 2人はもうカンベンしてと言わんばかりの表情だ(笑) 「もう充分。ここでまったりしちゃいますか!」 「しちゃいますか!」 という訳でこの先、陣馬山までの縦走は消えた。 えびは景信山ピストンになった。 それから逢うのがとても2度目とは思えない打ち解けぶりに めちゃくちゃ楽しい時間が過ぎていったー! 今日は天気もいいし、時折気持ちいい風も吹いて最高だけど、太陽の日差しは暑いくらいだ。


えびっち特製もつ鍋

< 憧れの・・・ >
鍋は気持ちいいほどに綺麗にたいらげた。 最後の方はちょっと煮詰まってえびでも濃いと感じて水を足したけど 関西の腹ペコさんにはかなり濃かったかな、ごめんね。 鍋の後はコーヒーを飲んでまったりー・・・・ そして先ほどお披露目した「私」に腹ペコさんは興味津々! かなりお気に入りの様子であちこち動かしてる。 是非「私」に逢いたいとのリクエストで「私」も連れて来たのだった。 そのうち「命」や「ゲッツ」もやらされて「私」は大変だぁー(笑)
※イメージを大切にするため、このサイトでは公開しません(爆)



先発隊が歩いて来た高尾山(左奥)と城山(右手前)

< 下山 >
充分まったりしたので下山にかかる。下ってみると結構急登だったんだなぁって思った。 あっという間に登山口まで下りてきた。 さっきまで静かだったのにここいらは中央道の小仏トンネルの入口付近で車の音がやかましい。 小仏からバスに乗って高尾の駅へ。始発のJR東京行に乗ってコクリとしながら帰途へついたのだった。
ところでお2人さん、景信山の山頂ちゃんと踏んだっけ?



おつかれ〜

< ところで・・・ >
お2人には本当にご迷惑をおかけしました。まさかあんな大それた寝坊をするなんて・・・・( ̄∇ ̄;)
もうお詫びのしようがありません・・・海より深く、マントル級の反省でございます・・・・<(_ _)>
奥高尾縦走も半分で終了に追い込んじゃったし・・・・ でも、またこんな機会に恵まれましたら懲りずに誘ってやって下さいまし。
ところで、後日「ひっかっていたもの」を思い出した。 私が京王線に乗って新宿駅を出た頃、先発隊は高尾山口で朝メシ中だった。 ちなみに新宿駅から高尾山口駅までの所要時間は50分程度。そこからケーブルカーで上に上がったとして10分、 高尾山山頂まで約30分。大体所要時間は90分だ。
「て事は、私、高尾山口からケーブルカー使って上がってれば高尾山山頂で追いつけたかもしれないんじゃないの?」
・・・・・。
ま、いっか・・・





<おまけ>
ポップコーン




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